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装置の緻密で精密、そして奥深さを知り、
改めて感動しました。−現在の仕事内容を教えてください。入社以来、製造課にて産業機械装置の社内組立、現地据付工事に携わっています。現在は、横延伸装置の組立をメインで行っています。
初めて市金の装置を見たのは、入社前の工場見学でした。その時見たのは、高さ6m、全長10m越えの装置の組立風景でした。高所作業をされている様子がボンと目に入ってきて「おおーッ!」と衝撃を受けたのを覚えています。当時は装置というよりは、何か大きい建物を作っている工事現場のような印象を持っていました。
入社後、自身が取り扱う装置の説明を詳しく聞く中で、装置が精密で複雑なものだと分かり、その奥深さも加わって更に壮大な印象に変わったことを覚えています。 -
毎回つくるものが違うので、
できることが増える実感があるのが嬉しいです。−この仕事の魅力とやりがいはなんですか?完全受注型なので、単純なライン作業ではなく、様々な装置を組み立てられることが魅力のひとつですね。
ひとつのことだけやっていると、それしか出来なくなっていきますが、市金では色々な装置を組み立てられるおかげで自分の知識や視野が広げられていると感じています。その分最初は大変で、覚えることも沢山ありますが、やればやるだけ新しい知識が身に付きます。おかげ様で最近はできることも増え、自分で段取りを考えながら仕事を進める場面が出てきました。それは自身の成長を実感する瞬間でもあり、少しでも裁量を持って仕事ができた時にやりがいを覚えます。更に判断できる領域が増えるよう、今はどんどん挑戦していきたいです。 -
お客さんとのコミュニケーションの取り方から、
据付の流れなど多くを学ぶことができました。−印象に残っている仕事はありますか?2年目の夏、秋田へ初めての据付工事への同行です。あっという間の2週間でした。大変な思いもありましたが、お客さんとのコミュニケーションの取り方から据付の流れなど多くを学ぶことができました。そして最後に大きな装置が無事に組み上がった姿を見られた時は、大きな達成感と安堵感がありました。
リーダーに指示をいただき私を含む数名で組み立てに入りました。私は、ロールの芯出しの確認や小さな部品の取り付けを担当。また使える設備も少なく社内とは勝手が違うので、据付ならではのやりずらさも体験しました。その時は、ある一部分の高さが4m以上ある装置だったのですが、実際に工場の中に入れてみると高さがギリギリで、置くだけでも一筋縄では行かず。先輩方が苦労しながら臨機応変に対応されている背中を見て、更なる尊敬の気持ちが高まると共に、場所によって色々なことが起こるものなのだと自身も心構えができました。

色々な装置を組み立てるので、
知識と視野が広がります。
製造
2021年入社/工業高校卒